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タロットカード殺人事件
「ちゅ〜〜〜〜    ぺっと (古っ)」




最近放送されていた「ゴースト 〜天国からのささやき〜」シーズン1。
はまってまして、毎週見ていたのですが先日シーズン1終わってしまいました。
てことで、ゲオでシーズン2を大人借り。
主演は「ラストサマー」で魅力全開だったジェニファー・ラブヒューイット。
突っ込みどころも多いけど、基本的に一話完結で観やすいのでお勧めです。


で、キング オブ フェロモンことスカヨハ特集第3弾。(←いきなりすぎる)
いってみよ〜う。











《以下ネタバレです。未見の方はご注意願います。》





ジャーナリスト志望の女子学生サンドラ。
有名監督に取材に行くものの、監督に誘われ酒飲んでやっちゃう天然っぷり。
監督とのラブを取材したんだよね、きっと。
なにか記事になることはないかと町ブラ天然メガネ娘。
そんな時ふと足を運んだマジシャンウォーターマンのショーでアシスタントに選ばれる。
箱に入って消えるイリュージョンだったのだが、中にはいるとあら、不思議
亡くなった有名ジャーナリストの亡霊がサンドラの目の前に。
とっておきのスクープを教えてやるから証拠を掴んで記事にしろって。
最初は不思議がっていたサンドラであったが、そこは天然娘、あっさり亡霊を信用。
なにやら巷で起こっているタロットカード殺人事件の犯人は大富豪の御曹司ピーターで
あの世行きの船の中で知り合った女性が教えてくれたそうな。
彼女は生前ピーターの秘書であったが、殺人現場に落ちていたボタンがピーターの
ものであることを知ってしまったために毒殺されたらしい。
チャンスとばかりに、ウォーターマンに半強制的に手伝わせピーターに接近することを試みる。
セレブ御用達の会員制ジムのプールで。

お待ちかねの水着シーンのはずだったが、
真っ赤なスクール水着を彷彿させる姿で登場。


・・・・


ダサイ。ダサスギル。






ピーターの前でわざと溺れてみせ助けてもらい見事接触成功。
しかも、ピーター彼女にフォーリンラブ。
そもそも女子学生のサンドラがセレブ御用達のジムに行ける筈もなく、しかもウォーターマンと
一緒だし、身分を偽るわけでして。上流階級の娘と父。かなり無理すぎる設定。
どうみても老いぼれ祖父だろ。(←失礼)

ピーターにまんまと近づき証拠探しの予定だったが、確たる証拠も出てこず
偽装ラブラブ生活と探偵みたいな二重生活をしているうちにサンドラもピーターに
フォーリンラブ
知るか、ボケエエエ。
プロポーズされ、今まで散々利用しておいたウォーターマンまでもうざがる始末。
これがポイ捨てってやつですね。
さすがキング オブ フェロモン。

結局殺人現場の部屋の鍵とピーター宅の地下宝庫にかくしてあった鍵が一致し
犯人はピーターだと確信するウォーターマンだったが、もう彼にホノ字のサンドラはアウトオブ眼中
別荘でピーターとラブラブ祭り展開中。
ウォーターマンはサンドラの身を案じ忠告の電話をするが、聞く耳を持たない。
それどころかピーターに盗聴される始末。

そして別荘の池にボートに乗りに行こうとサンドラを誘い出すピーター。
目の中ハートマークのサンドラはウハウハでボートに乗り込むが、池の真ん中で真相を聞かされる。
娼婦と関係を持ってたピーターは彼女が邪魔になりタロットカード殺人事件を模倣し始末したが、
君が真相に近づきすぎたから君も勝手に溺れたことにして始末しちゃうよ♪ だって、奥様。

果たしてサンドラの運命は。


その頃、サンドラの危険を感じ勇敢にも一人で向かったウォーターマンは・・・
木に車で衝突して他界するのであった。
ナニソレ。お前もドジッ子なのか。







なんとも素敵な邦題のおかげでB級感漂い、すっかり印象ゼロに近い本作。
原題は「Scoop」で、監督はあのマッチポイントでワタクシの心をがっちり鷲掴みにしたウディ・アレン。
原題のままでもいいような気もするのですが、それでは味気ないってことなんでしょうか。
散々言っておきながらなんだけど、邦題つけるのって大変だなって思うんだ。
作品のイメージに沿った、かつネタバレしないような観たいと思えるタイトルをつけなければいけない
わけでしょ。それはかなり至難の業であってセンスを要求されると思うのね。
配給会社さんって大変だなって。
だから、
どんな邦題ってあっても尊敬の念を持って観なければいけないのです。 (うそです)

で、殺人事件ってタイトルだけどホラーだったりサイコではなく、どっちかっていうとコメディ色が強い
サスペンスかな。98%がコメディで残り2%がサスペンスというホノボノ仕様。
サスペンスって言ってもマッチポイントのようなスタイリッシュなもんじゃなくて、火曜サスペンス的な
ちょっと田舎くさいそんなテイストなんだけど。
さすがウディ作品だけあって長台詞のオンパレードで淡々としたテンポで物語りは進み
そこ台詞いらなくない?って状況まですべて登場人物の台詞で説明されるもんだから、
途中ちょっとだれちゃったり。
しかも登場するのは、ほぼスカヨハとヒューとウッディの3人で、時たま有名記者と死神。
死神なんて黒いずきんの大きな鎌もったタロットカードとかに書かれてるイメージのまんままの演出で
台詞は無しだし。安室奈美恵 with SuperMonkeysのSuperMonkeys並みの存在感。(意味不明)

それでも、あり得ないことや状況をサラッとギャグにしちゃうとこもさすがだと思う。
冒頭から有名記者が死者ご一行と三途の川らしきところを死神のボートでのんきに
おしゃべりしながら渡ってるところなんて超チープだけど吹き出しそうになったし。
ラストはサンドラが溺れたふりをして助かりピーターを逆にはめ、その記事を書くことによって
大逆転を持ってきつつもウォーターマンは自損事故で亡くなり死神のボートに乗ってるなんて
展開をコミュカルにブラックユーモアたっぷりに描いてくれちゃってます。

マッチポイントに続きスカヨハを主人公に持ってきたっていうか、スカヨハを撮りたくて撮りたくて
仕方がありませんってのをガンガンに感じました。やるねエロじじいおじいさま。
というか聞いた話だと、スカヨハサイドからウッディと共演したいってのを持ちかけて、
よし!作ったるわ!って書いちゃった作品らしい。
その意気込みの通り、色々なスカちゃんが出てきて、丸めがねのスカ子、歯の矯正器具を付けてる
スカ子、スクール水着テイストのスカ子、田舎者っぽいスカ子などなど彼の趣味が伺えますw
評論家に受けが悪く、あまりいい評価でなかったた本作だけど、自分は結構楽しめました。
独特なテンポなので人を選ぶかも。




そんな
【タロットカード殺人事件】
★★★
です。




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